[企画・デザイナー]
私たちの仕事をより具体的にイメージをつかんでいただけるように各部署を担当するスタッフにインタビューをしました。普段の仕事内容やこれまでに担当した制作事例、やりがいを感じることなどについて詳しく紹介します。
今回は社内のデザイン・WEB担当であり、自社で運営している写真スタジオ武蔵野創寫舘の集客を主に行っている部署、企画の仕事とスタッフの紹介をします。
木村
2010年入社 東京本社 企画 チーフ・デザイナー
武蔵野美術大学造形学部油絵科を卒業後、似顔絵やアミューズメントパークでのキャストなどを経た後にものづくりをしていることに惹かれ、入社。美術を学んでいたものの絵画専攻のため、ほぼデザイン経験はなかったがトレーニングを重ねた結果、現在では社内のデザイン・WEB担当として幅広い業務に関わっている。小学1年生の息子と2歳の娘の母でもあり、時短勤務中。
“企画”ってどんなことをしているんですか?
私たちの部署では主に自社で運営する写真スタジオ武蔵野創寫舘の広告の制作や集客に関する活動を担当しています。
折り込みチラシやダイレクトメールやポスター、店内で使用する料金表やPOPなどの印刷物をAdobe Illustlatorにてデザイン制作しています。印刷物としての広告だけではなく、WEBページの更新やコラムの作成、SNSなどの運営についても担当しています。そのほかにも撮影プランの企画や撮影のディレクション、衣装の買い付けなど仕事内容は多岐にわたりますが、店内での見た目やイメージに関すること全般にも携わっています。
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企画部署の仕事内容
- 広告のグラフィックデザイン(チラシ・ポスター・POP・カタログなど)
- イベントフォトの企画、ブースデザイン
- WEBサイトの制作・更新(コラムの作成など)
- 集客分析・SEO対策
- WEB広告の運用
- SNS(instagram、Facebook、公式LINE)
- アルバム新商品の開発・デザイン
- 新店舗・新事業立ち上げ時の対応
- 経営計画、人事、出店計画、商品開発
その仕事のどんなことが面白いですか?
ただデザイン作業を行うだけではなく、「集客や販促をするにあたってどういうツールが必要か?その内容は?」ということを考えるところからスタートするので、クリエイティビティを存分に活かすことができるのが魅力だと思います!
チラシや冊子に使う文章、キャッチコピーも自分で考えていますし、もちろんチラシに使う写真も社内で撮影したもの。カメラマンと協力しながら「こういう表現がしたいので、次のチラシのためにこんな写真を撮ってほしい」などと相談しながら広告を作ることができます。写真スタジオ、カメラマン、フォトレタッチャー、ヘアメイクと様々な専門分野のスタッフが社内にいるので表現の幅が大きく、自由度が高いので自分のアイデアをどんどん形にできるのがとても楽しいです。
仕事紹介1 写真スタジオのイベントフォト企画
「ひな祭り」や「お月見」など季節の行事に沿ったフォトブースで撮影するイベントフォトを定期的に企画しています。
撮影用インテリアの多くはスタッフのハンドメイド。色味や質感・他のアイテムとの相性などにこだわり『どこから撮っても可愛い!』フォトブースをコーディネートしています。
トータルコーディネートされたフォトブースは大好評で、毎回イベント告知した瞬間から電話が鳴り止まないほどの大人気のイベントになりました。
お客様にとって新しい季節を迎えることが楽しみになり、また武蔵野創寫舘を新しく知っていただく機会になれば嬉しいです。
ブースデザイン・コーディネート
イメージ図を作成し、市販品や手作りアイテムを組み合わせてフォトブースをコーディネートします。小物に高低差を出すことで撮影する角度や構図を変えればいろんな写真が撮れるように工夫をしています。
小物・手作りアイテムの作成
イベントフォト『秘密のガーデンピクニック』では木製風の矢印看板・花冠・ケーキ・タッセルガーランド・フォトプロップスなどを手作りしました。ケーキは紙粘土で土台を作り、そこにドライフルーツなどをトッピングしています。フォトブース全体に統一感を出すためにアイテムの配色や質感には特に気をつけています。
広告制作・イベント告知
カメラマンと共に小物の位置や照明の当て方などの細かな調整を行った後、モデル撮影を行い、その写真を元にチラシやポスター、特設ホームページを作成し、SNSや公式LINEなどで告知します。お客様からイベントについての良い感想をいただくことも多く、とてもやりがいを感じます。
仕事紹介2
アルバム新商品の開発・企画
ときにはアルバムの新商品の開発や、表紙のデザインを手掛けることもあります。本革アルバム「クラシック」は入社してすぐに開発を手掛けた思い出のある商品で、今でも高級ラインのアルバムとして販売しています。デザインや革の選定、本革の質感やステッチの立体感など職人さんとの微調整や試行錯誤を経て完成したアルバムです。開発から10年ほど経ちますが、皮の上質さを活かしたシンプルでデザインなのでいつまでも色あせない魅力があると感じています。
仕事紹介3
新規事業 立ち上げのサポート
結婚式場内での写真撮影を行う「名古屋事務所」を立ち上げるために社長と共に半年ほど名古屋出張を繰り返し、スタッフの面接から仕事内容の整理、事務処理やイベントのサポートまで様々な立ち上げの準備を行いました。新しいことをはじめるときは全てが手さぐりであり、臨機応変な対応が求められましたがとても成長できる機会となりました。
私たちの会社の「ココ」が好き!
育児に理解があり、子育てと両立しやすい!
会社に育児への理解があり、子育てと仕事を両立しながら働いている女性スタッフが多数いるのがとても心強いです!産休・育休実績や時短勤務制度もあります。
私には小学校1年生の息子と保育園に通っている2歳の娘がいるので、現在は時短勤務にて働いています。こどもが発熱した際や保育園のお迎え時間の都合でどうしても仕事を切り上げなければいけないということが時々あり、その度に歯痒い思いや申し訳ない気持ちになってしまうのですが・・・みんなが嫌な顔をせずに暖かく受け入れてくれるので精神的に救われています。
それぞれが好きなタイミングで休憩を取得できる!
本社のお昼休憩はそれぞれのスタッフが好きなタイミングでとっています。他のスタッフと休憩時間を合わせて気晴らしに雑談をすることもできますし、一人で静かにリフレッシュすることもできます。
集中力が尽きるまでガッツリ作業に集中し、キリがついたタイミングで休憩をとってリフレッシュする・・・などその日の仕事内容やコンディションに合わせて働けるのが嬉しいです。
カメラマン、レタッチ担当などと協力していろんなものが作れる!
社内にカメラマンやフォトレタッチ担当、ヘアメイクスタイリストなどいろんな専門分野のスタッフがいるというのも魅力だと思います!あと、社長がPhotoshopの本を出しているのでPhotoshopのことならなんでも聞けます!
他のスタッフと協力することでいろんなものが作れますし、自分のアイデアを形にする上でとても助けられています。また、他のスタッフが手掛けた仕事を見てたくさんの刺激をもらえます。
ある一日のタイムスケジュール | ||||||||||||||
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木村 志保
入社11年 1985年生まれ 東京本社 企画 チーフ
美術高校を卒業し、その後は武蔵野美術大学造形学部油絵科に進学し、学生時代はずっと絵を描いていました。大学卒業後は似顔絵やアミューズメントパークでのキャストなどを経た後にものづくりをしていることに惹かれ、入社しました。油絵専攻だったため、サークルのフライヤーをつくったことがある程度でデザイン経験はほぼありませんでしたが、社長からの指導や実践でのトレーニングを重ねて、現在では社内のデザイン・WEB担当として幅広い業務に関わっています。小学1年生の息子と2歳の娘がいます。ポップでかわいいデザインと文章を書くことが得意です。
私はもともと企画として入社したわけではありません。そもそも入社時、「企画」という部署はありませんでした。応募したきっかけは求人サイトで「アルバムの製本+営業の補助」という形で募集があり、「手作業でアナログなものづくりをしている」ということに惹かれたことからです。入社後、営業を担当する社長と行動を共にする時間が多くなり、新規案件が発生した際に社長のサポートをすることで名古屋事務所の立ち上げなど幅広い業務に関わらせていただきました。写真館の運営を開始してからは広告などのデザイン制作が必要とされる機会が増えることになりました。最初は外部の方にお願いをしておりましたが、社内で制作した方がスピーディーかつ柔軟な対応が取れることから広告は基本的に自社制作に切り替え、それらのデザインを担当することになりました。
担当している仕事は多岐に渡っています。まず広告の制作として武蔵野創寫舘で毎月の折り込みチラシ、ヘアカタログなどの冊子、キャンペーンの案内のハガキなどの紙媒体のデザイン制作をする他、武蔵野創寫舘のWEB更新やコラムの作成なども担当しています。武蔵野創寫舘では広告に使用する撮影のディレクションや衣装の買い付けなども店舗スタッフと協力して行い、見た目に関することに関しては広い部分で関わっています。また新規案件が発生した際に社長のサポートをする機会も多く、これまでも結婚式場内で撮影と行う名古屋事務所の立ち上げの際には社長と毎週名古屋に通い、業務の運用に落とし込むまでの過程を二人三脚で行いました。
新しいことに挑む機会も多く、大変なこともありますが自分が考えたことが目に見える形でどんどん具現化していくのでとてもやりがいがあると感じています。
私は元々美大を卒業しているとはいえ、専攻は油絵でしたのでデザインに精通しているわけではありませんでした。デザインについては営業でお客様のご要望を目に見える形にする必要がある際などに徐々に機会をいただき、デザインに関する能力を磨かせていただきました。最初、社長に「ちょっとこれのデザインやってみて!」と言われた時はそんな無茶な!と思ったものです。その後機会をいただく度に独学と試行錯誤を重ね、徐々に自分が頭で思い描いたものを短時間でデザインに落とし込むことができるようになりました。
新しいことを始めようとすると様々なことが発生します。決して大きな会社ではありませんので、スタッフの誰かがそれをなんとか解決しなければなりません。毎日がそんなことの連続です。でも、それがきっかけになっていろんなことに挑戦でき、また自分では思ってもみなかったことができるようになるかもしれない、それが成長につながるということもテイクの魅力の一つだと思います。
一般的に広告としてチラシやカタログ冊子などを制作する際はクライアント側からの広告の中に入れたい文章・使いたい写真・デザインの要望などを出し、それを踏まえた上でデザイナーが作業をするものだと思いますが、自社内の広告を制作しているのでこれらの作業を全て自分で行うことになります。「どんな広告にするか」ということを考えることから始まり、デザイン作業と並行して使用する写真の選定、広告の中に使う文章の作成、社長や店長と相談をしながら価格や特典などの検討…など広告を作る上での全てのことに関わります。たくさんのことを受け持つことになるので大変ですし、責任も重く感じますが、一から十まで自分で作ることができるのでとてもやりがいがあります。
(株)テイク・フォト・システムズは想像以上に任せてもらえることが多く、決して受け身ではなく意欲的な姿勢でいれば様々なことにチャレンジできる環境だと思います。また会社としてもどんどん新しいことに挑戦し続けているので、ここにいればなかなかできないような面白い体験がたくさんでき、その結果、自分の成長に繋げることができると思います。素直な姿勢で柔軟に物事に挑み続けられる人にはぴったりな会社だと思います。
フォトブースのイメージラフを制作中のデスク。デザインに関する資料は学べるだけでなく、煮詰まった時にアイデアをもらえます。
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