弊社にゆかりがあり、グラフィックデザインや写真家など各業界でクリエイティブに活躍する先輩達に(株)テイク・フォト・システムズの社風や仕事内容についてメッセージをいただきましたので紹介いたします。
鶴巻 育子 (写真家) / 大和田 良 (写真家)
真剣に写真に向き合う情熱とそれを裏付ける豊富な知識で行うレタッチがスゴイ (写真家 鶴巻育子)
1972年、東京・葛飾生まれ広告代理店勤務中に写真を学び始める。その後、ブライダル写真事務所に所属、カメラマンアシスタントを経て、2007年独立。
写真展
2016年8月〜10月 全国のキャノンギャラリーにて「鶴巻 育子 写真展:Oh!Hawaii」
2015年1月 世界の足採集(Bright photo salon)
2015年4月 3〔サン〕(表参道 スパイラルガーデン)
2013年12月 二つの道(キヤノンギャラリー銀座・梅田・名古屋・仙台)
2013年10月 東京 オオカミの山(エプソンイメージングギャラリーエプサイト)
ほか多数
テレビ出演
2013年〜2015年 ニッポン絶景街道〜女流写真家が写す絶世の1枚〜
その他出演
2017CP+ キャノンブース ほか多数
Ikuko Tsurumaki-鶴巻育子オフィシャルサイト-
気づいたら長いお付き合いをしている藤本さんですが、何がスゴイかって、とにかくPhotoshopの知識は半端ないのです! 何冊もの本を出版するほどですから当然と思われるかもしれませんが、私が感じるスゴさは、写真の知識と見る目の高いこと。それによって、ただ単に写真の見栄えが良くなるためのレタッチではなく、その写真が撮られた環境や撮影者の思いなども考慮した上で、さらに「いい写真」になるためにレタッチしているのです。ですから、私も写真家として独立してから藤本さんには自分の作品を見てもらい相談することが多々あります。その都度、真剣に集中して私の作品を見ながら、的確な写真の分析と画像処理のアドバイスをしてくれます。そんなとき藤本さんの写真や自分の仕事への愛情と情熱が伝わってくるのです。
(株)テイク・フォト・システムズの事務所へときどきお邪魔する機会がありますが、藤本さんの影響なのでしょうか。スタッフの方々はそれぞれの仕事に対して受け身ではなく自発的に取り組んでいるのが分かり、皆さんとても明るく前向き。そんな環境がとても魅力的で羨ましいなとも思うほどです。
写真やPhotoshopが好きな方には、本当にオススメできる仕事環境だと思います。また、いままで写真とは無縁だった異業種の方も新たなチャレンジができるかもしれませんよ。(鶴巻 育子)
フォトグラファーがやさしく教える オリンパスPEN撮影レッスンBOOK〈E-PL5&E-PM2対応〉
著者: 鶴巻 育子
単行本(ソフトカバー): 160ページ
出版社: 技術評論社 (2012/12/11)
写真家としての私と、(株)テイク・フォト・システムズ (写真家 大和田 良)
1978年 宮城県仙台市生まれ。
東京工芸大学大学院芸術学研究科メディアアート専攻修了。
2005年
スイス・エリゼ美術館 「reGeneration.50 Photographers of Tomorrow」展に選出され以降、国内外で作品を発表。
2007年
初の写真集『prism』を青幻舎より刊行。フォトエッセイ集「ノーツ オン フォトグラフィー』(リブロアルテ)、写真集『FORM』(深水社)など著書多数。
2011年
日本写真協会賞新人賞受賞。
デジタル写真での制作を研究していくなかで、Photoshopの知識と技術は必須だったわけですが、当時の大学には機材はあっても実践的な技術を教わる場がなく、それならば仕事で覚えるのが早いであろうと紹介されたのが(株)テイク・フォト・システムズ(以下「TPS」という)でした。仕事をしていくなかで、もちろん技術は一通り覚えたのですが、それ以上に私が経験したことはひとつのモノを作り上げるための工夫の行程でした。Photoshopはまだヴァージョン5.5で、今のソフトウェアのように便利な機能が付いているわけではありませんでしたし、アルバムのレイアウトや製本も、いかに効率良く綺麗に仕上げられるのかが常に考えられていました。藤本さんはひとつひとつの仕事に独自の工夫を凝らしていて、私たちはその方法や思考を学びながら自分なりの考え方というものを身につけていったように思います。おかげで仕事場はいつも妙な機材で埋め尽くされていましたが、それも手作業で行えることの限界と可能性を模索する良い経験であったと今では思います。
現在私は、写真家として商業写真撮影や作品制作に携わっていますが、モノ作りとしての写真への考え方の基盤はTPSで学んだことに大きく影響されていると思います。写真のクオリティをどうしたら高めていくことができるのか、どのような技術を組み合わせれば目標を達成できるのかと考えていく思考の経路は、TPSでの仕事で行っていたことそのものでしょう。写真家とは、写真を使って社会とコミュニケーションを図ることを仕事とするものですが、私がTPSで培ったのはそのコミュニケーション能力そのものだったとも言えます。写真で伝える。この楽しさと、喜び、そして難しさをはじめて社会のなかで触れる経験をTPSで行えたことは、私にとって幸運だったと思っています。(大和田 良)
FORM: SCENERY SEEN THROUGH BONSAI
著者: 大和田 良 (著), さいたま市大宮盆栽美術館 (監修), Jeremiah Magone (翻訳), 岩崎元気 (翻訳)
単行本: 64ページ
出版社: 株式会社 深水社 (2011/7/14)
ノーツ オン フォトグラフィ
著者: 大和田 良(著、写真)
単行本: 240ページ
出版社: メディア・パル (2010/7/9)